リクガメ属

リクガメ属は一番種類の多い種属です。一般的なインドホシガメ(2019年11月サイテスI入り)、アカアシガメ、キアシガメ、チャコリクガメ、ヒョウモンガメ、ケヅメリクガメ、ゾウガメ、2013年6月にサイテスI入りしたビルマホシガメ、それとリクガメの最高峰とも言われる希少種でサイテスIのホウシャガメもこの属になります。
甲高で背甲柄の美しい種が多いです。
パンケーキリクガメ属

パンケーキリクガメ属はそのまま一種のみです。
独特な体形、行動が特徴です。唯一甲羅が柔らかいです。
岩場の隙間などに隠れて生息していますが、意外と活発です。
2019年11月サイテスI入りしました。
チチュウカイリクガメ属

チチュウカイリクガメ属は大きく分けるとギリシャリクガメ、ヘルマンリクガメ、ヨツユビリクガメ(ホルスフィールド)、フチゾリリクガメ(マルギナータ)、と希少種サイテスIのエジプトリクガメです。
比較的丈夫で飼い易い種が多く初心者の方にもお勧めできます。
ムツアシガメ属

ムツアシガメ属は4種のムツアシガメに分かれています。背甲は少し低めですが、やはりリクガメ特有の愛らしい顔つきをしています。
後肢と尾の左右に突起物があるのでこの名前が付けられています。
ソリガメ属

ソリガメ属はソリガメ(アンギュラータリクガメ)一種です。喉甲板がソリのように伸長するため、この名がつけられています。
美しいリクガメなのですが、長期飼育がかなり難しいとされていますので上級者向けのリクガメだと思います。
セオレガメ属

セオレガメ属は大きく分けて4種のセオレガメが居ます。腰の部分が折れたような体系でこの名がつけられています。
あまり見かけないのは長期飼育例が少なく、神経質なので飼育は難しい方だと思います。上級者向けになります。
ヒラセリクガメ属

ヒラセリクガメ属は5種のヒラセリクガメに分かれていますが、まず日本で見る事はないと言われていましたが、ナミビアルートで2009年に数頭入荷しております。長期飼育例が無い為、飼育は難しいというイメージがありますが、輸入状況が良く個体の状態が良ければ、一般のリクガメと同様に飼育出来る可能性が出てきました。今後、国内繁殖も期待しましょう。